野沢菜つけました
こんにちは。
2日前、野沢菜を漬けました。
収穫は毎年11月上旬
野沢温泉名物「野沢菜漬け」をつくるのは、11月上旬。
トウゴロウでも、昔からずーっと野沢菜を漬けています。
畑の野沢菜も今が採り頃。
多くの家庭が収穫し始めます。
山は今いい感じに紅葉中。
ピンクがかったものが、野沢菜のカブ。
これも漬物にします。
普通のカブに比べて辛味が強いのが特徴で、食べ始めるとハマります。
野沢菜洗いは温泉で
続いて、外湯(温泉)にて野沢菜洗い。
野沢温泉村では、毎年外湯で「野沢菜洗いの日」があります。
「外湯で野菜を洗うだと?」と、初めての人には少し不思議な光景かも。
「野沢菜洗いの日」には、一晩かけてキレイに入れ替わった温泉で、人が入浴する前の朝一番から野沢菜を洗うことができます。
仕上げには、真水でしっかりと野沢菜をすすぐのでご安心を。
野沢菜の入浴時間が終われば、お湯を抜いてキレイに掃除するので、夕方には通常通り人間の入浴時間になります。
こうしてみると、実に温泉と生活が深く結びついてる村だと実感します。
野沢温泉の家庭の味
さあ、漬けていきましょう!
「野沢菜漬け」と言っても、家庭ごとに味付けは様々。
塩と唐辛子だけでシンプルに漬ける家庭もあれば、味噌やダシ、秘伝の粉的なものを入れる家庭もあります。
雪が積もる頃には、野沢菜漬けは完成。
冬シーズンには、村の行く先々で野沢菜が出てきます。
宿だけでなく、スキー場の食堂や居酒屋で各家庭の味が楽しめます。
食べ比べして、野沢菜漬け通になってみてはいかがでしょうか。
あとがき
野沢菜は、本漬けと醤油漬けの2種類の漬け方があります。
本漬けが食べれるのは、雪が積もる頃。
醤油漬けは、2日後くらいで食べれるお手軽漬物(浅漬け的なもの)。
今月、中学生の農業体験で醤油漬けを作るので、中学生ウケしそうな味を3つ試作してみました。
数日後に味見してみたいと思います。