【山菜】こごみ採って温泉で茹でてみた
こんにちは。
かなり久しぶりのブログ更新になりました。
(ネタを探していたら、3週間くらい経っていました。。)
最近の野沢温泉は、20℃近くまで気温が上がる日もあり、かなり良い感じの気候になってきています。
花粉も落ち着き、過ごしやすい限りです。
さて、数日前、山菜の一種「こごみ」を採ってきましたのでその様子を紹介します。
今回のブログは写真多めです。
こごみについて
こんな感じの山菜
見たことある方も多いと思いますが、先端がクリンとカールしているこちらの植物が「こごみ」です。
場所にもよりますが、この辺では毎年大体4~5月に採れます。
実際に採ってみた
とても簡単に採れました
写真のように、1つの株からまとまって自生しているので、比較的簡単に数が採れます。
採り方は、食べ頃の芽を選んで、手でポキっとするだけ。
小さいもの、成長しすぎているものは、そのままにしときます。
また今後の株の成長のため、株ごと全採りせず、芽は数本残すようにします。
野沢では平地に普通に生えているので、お散歩ついでに採れます。
(うちの庭にも、当たり前かのように生えてます)
ガチなフル装備で山奥に行く必要もありません。
30分でこれだけ採れました
30分程、黙々と採取し、こんだけの量になりました。
(バケツとカゴに別れているのは特に意味ありません。。)
この後、細かいごみ・よごれを取り除き、茹でていきます。
麻釜で茹でます
きれいになったこごみを麻釜で茹でます。
「麻釜」と書いて【おがま】と読みます。
※ちなみに外湯の「麻釜の湯」は【あさがまの湯】と読みます。
(個人的に野沢イチのややこしいポイントだと思ってます)
麻釜とは
簡単に言うと、「超高温!!茹で物用の温泉」です。
下の写真のような、高温の源泉が湧き出る湯だまりで、地元の人が野菜や山菜、たまごなどを茹でるのに日常的に利用しています。
そして、ガイドブックや旅行情報サイトによく載ってる、野沢の観光スポットでもあります。
見た感じは、露天風呂の趣ですが、源泉温度は70~90℃とかなりの高温。
高温の源泉は取扱注意なので、地元の人以外は立入禁止、観光客の方は手すりの外側から見学していただけます。
トウゴロウから麻釜までは徒歩10分ほど。
道中何ヶ所か外湯もあるので、外湯巡りついでに行ってみるのもおすすめです。
麻釜について詳しくはこちら (観光協会のウェブサイト)
実際に茹でてみました
さて、こごみの話に戻ります。
採取したこごみを麻釜まで運び、茹でてきました。
↑こんな感じに茹でます。
写真では熱さが伝わりにくいですが、100℃近い超熱い温泉にひたしているところです。
(ちなみに、青いカゴに入っている、明らかにこごみじゃない見た目の葉っぱは、畑で取れた菜の花です。)
まんべんなく茹だるように、麻釜備付けの竹棒で浮き具合をコントロールしつつ、(たぶん)5-6分くらい茹でました。
茹でたてをテイスティング(ツマミ食い)して茹で具合を確認したら、水でしっかり冷やして完成!!
山菜はお食事でお出しします
太くて美味しそうな芽をお客様用に保存し、今後のお食事でお出しします。
こごみに限らず、保存の効く山菜はなるべく美味しい状態で保存し、今後お客様にお出しする予定です。
また、少し小ぶりなこごみは自家用として、和え物やお浸しにして美味しくいただきました。
やはり、採れたて・茹でたては抜群に美味しかったです。
麻釜で茹でたので、茹でたてはほんのり温泉の香り(硫黄っぽい香り)がしました。
以上、こごみと麻釜の紹介でした。
日に日に暖かくなり、信州でも山菜が美味しい季節になりました。
宿やレストランでは美味しい山菜料理が楽しめ、道の駅や地元のスーパーなどでも新鮮な山菜が店頭に並んでいます。
信州の春の味、ぜひお楽しみください。
あとがき
昨日4月21日、20℃くらいまで気温が上がり気持ちの良い晴天だったので、久しぶりにスキー場に出掛け、今シーズンの滑り納めをしてきました。
暖かい気温に、雲一つない青空でとても気持ちよかったです。
「ポカポカ陽気が気持ち良すぎる」という理由で、2時間で切り上げて帰ってきました。
「2時間しか滑ってないのに何書くねん!」というご意見もあるかと思いますが、次回のブログで昨日のスキー場の様子をお届けしたいと思います。